1歳半健診に行ってきました。
1歳での健診は自治体で定められていなかったので、集団健診を受けるのは久しぶりです。
自治体により違う点も多いかと思いますが、感想を書きとめておこうと思います。
(下の方に、一ヶ月半健診その後の追記ありです。)
1歳半健診の準備と持ち物
持ち物は、問診票と母子手帳、普段持ち歩いているオムツなどのお世話グッズ。
わたしの住む地域では、健診日1ヶ月くらい前にお知らせと問診票が送られてきてきました。
問診票は当日までに記入するのですが、A3見開き表裏あり、質問事項が沢山ありました。
発達の時期に関する質問や、接種済みの予防接種について書くところもあったので、母子手帳などを見つつ書きました。
結構細かくて記入に時間がかかりました。何ヶ月頃に何ができたって、アバウトにしか覚えていないものですね…。
余談になりますが、娘の成長について母と話している時「わたしの時はどんな感じだった?」と聞いても「昔過ぎて忘れちゃったわ~。」と言われることが多いのですが、そんなものかもしれませんね!?
毎日それなりに大変で、あっという間に時間が経って、子どもはどんどん成長して。少し前のことでも思い出そうとすると不思議とすごく懐かしい感じがします。
そうそう、身長や体重や頭囲を測定する時にはオムツだけになるので、脱ぎ着のさせやすい格好で行きました。
また、混み合うと聞いていたので、受付開始時間の30分前くらいに行きました。
早くに到着しましたが、5番目くらいでした。
1歳半健診の内容
ざっと、下記のような流れで健診は進みました。
1.問診票の記入に漏れがないか、担当の方とお話しながら確認
2.積み木5段に挑戦+積み木をくださいでどうぞと渡せるかのチェック 3.身長・体重を測定 4.小児科の先生の健診と気になることの相談 5.ゾウとパンダの絵が貼ってある壁の前で待つ。絵を指差すか等の行動を見られていたのかな? 6.歯医者さんの歯科健診と気になることの相談 7.歯科衛生士さんに上の前歯にフッ素を塗ってもらうことと歯磨き相談 8.絵本ゾーンで待ち時間 9.検診結果のお話をしながら、保健師さんが子どもを観察する面接 |
なかなかのボリュームで、2時間以上かかりました。
もしかしてグレーゾーン?
健診結果のお話をしながら、保健師さんが子どもを観察する面接の時に、
「身体を動かすのが好きなようだから、遊びながら運動する教室に参加してみませんか?」と教室を紹介されました。
「ぜひ行きたいです!」
…と、ラフな感じでお答えして帰りましたが、帰ってからチラシの教室名で検索をかけると、1歳半健診で引っかかった子が行く教室のようでした…。
発達障害、多動?自閉症??ADHD???アスペルガー????
単語が頭に浮かび、少し不安になりました。
1歳半健診を振り返って
そもそも、問診票の「落ち着きがない」みたいな育てにくさの項目にはわたしがチェック入れていました。
健診を振り返ってみると、ギャン泣きしたり、待ち時間に動き回ったりして落ち着きがなかった娘。
積み木は5段できたけど、「どうぞ」はできませんでした。普段はできるのですが。
ゾウとパンダの絵は、特にテストされている感じではありませんでしたがわざわざ壁に貼ってあったので意味があったのではないかと思います。娘は反応することなく動き回っていました。家では指差しはします。
また最後の保健師さんの面接の時、周りの子がお母さんのお膝に座り、保健師さんとやりとりする中で、やりたい放題動きまくりMAX状態の娘…。
抱っこを嫌がる、音楽に合わせてリズムをとり動くのが好きなところがある等…わたしからのヒアリング情報を問診票に赤ペンでメモする保健師さん。
受付30分くらい前に会場に着いていたので、到着から2時間後くらいに保健師さんと話している時には飽きてしまっていたのと、時間帯的に眠かったというのはあると思います。
ただ、普段からたくさんの健診をされている保健師さんのチェックポイントに引っかかる点があったのでしょう。
明らかに動き回っていましたし…。
発語については、3つあると書いたら何もチェックされていなかったように感じました。
身体面では異常なしですが、精神発達面は心配です。
1歳半健診、周りの人に聞いてみると…
子育ての先輩の友人に1歳半検診の時の話を聞いてみたら…
「うちは大丈夫だったけど、友達の子が教室を紹介されていたよ。」と。
子育てひろばみたいなところで話すと
「何も言われなかったけど、気になるところがあったから自ら保健所に出向いて教室を紹介してもらったなあ。」
「発語がないから、2歳になったころに電話で確認しますと言われた〜。」 |
いろんなお話を聞かせてもらって、もししばらく娘の様子を見て、発達に異常があり療育が必要そうなら、どんどん行政の窓口を利用させてもらおう!と前向きに思いました。
1歳6ヶ月ではすぐには診断つかないことだと思うので、情報を集めつつ娘の様子を見守りたいと思います。
実際の教室はどんな感じなのか、記録のためにもまた記事にできたらいいなと思います。
ブログをご覧になっている方で、同じように1歳半健診で引っかかった方ももしかしたらいるかもしれませんが、様子を気にしつつ前向きに子育てがんばりましょうね。
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▼追記
娘は、2歳半でADHD・ASDと診断されました。落ち着きは全くないですが、幼稚園に通っています。療育にも月4.5回、放課後に通っています。
口も多動のようで(?)おしゃべりさんです。「おませさんねえ…」とよく言われます…。
2歳後半から数字を読みだし、3歳半くらいでひらがなカタカナもスラスラ読めるようになりました。
4歳になってからは漢字も読みます。
視覚優位なタイプですね。
1歳半健診から一年半、3歳児健診もちょろちょろ動き回って大変でした…。
自閉症スペクトラムというだけあり、療育に行くといろんな子がいます。
娘は娘、親も子も自己肯定感が一番大事!と心の中で唱えながら、右往左往な毎日を過ごしています。
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▼児童精神科医の佐々木正美先生のベストセラー「子どもへのまなざし」は、妊娠中に夫が買ってきてくれたのですが、わたしの心の支えになっている本です。
グレーゾーン・発達障害について書いてある本ではありませんが、子育て中に「これでいいのかな…」「疲れたな…」という時に、パラパラとページをめくっています。
帯と解説は中川李枝子さん、イラストは山脇百合子さんなので「ぐりとぐら」好きの方にもおすすめ。
発達障害について書かれた本では、同じく佐々木正美先生の本が一番しっくりきました。
こちらもかなりおすすめ。
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▼「本がすき。」というWEBサイト
岡嶋裕史『大学教授、発達障害の子を育てる』という連載が興味深いです。
療育はどんな感じで進むのか?